なぜcbREVは早々に撤退したのか?独断と偏見で考えてみる
注意:本記事はcbREV勢の方には不愉快に感じるかもしれません。タイトル通り独断と偏見で書いているので閲覧の際にはご注意を。なお、タイトル通りAC版crossbeatsについて記述します。ios版については本当に無知なので触れません。
こんにちは。
いつも通りTwitterを見てたら、ビックリ。
【お客様各位】2015年より運営しておりました『crossbeats REV. SUNRISE』は、6/24(日)をもちましてオンラインサービスを終了させて頂く事となりました。6/25以降はゲストプレイでお楽しみ頂けます。引き続き宜しくお願い致します。詳細はこちらをご確認ください https://t.co/Qtdjo7BijB #cbREV
— クロスビーツレヴサンライズ公式★絶賛稼動 (@crossbeatsREV) 2018年4月16日
クロビ終わっちゃうのか…
未だに覚えてます、2015年の夏、ホームのゲーセンに導入されてました、クロスビーツ。
ということは、3年経たずに消えてしまった、という事ですね。音ゲー界隈は厳しいです。
正確に言うとオンライン終了です(オフラインプレイは出来る)が、果たして筐体を残す店舗がどれだけあるか、それは… まぁ、分かりません。
しかしながら、薄々、というかかなりcbREVはすぐ消えるのでは?と勘付いてました。
だって… どこのゲーセン行っても、cbREVやってる人全然いないんだもん…
前置きはさておき、本題に入ります。
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あらかじめ言っておきますが、私はcbREVを全然やってません。稼動初期から今日までに10~15クレやったくらいです。
お前がcbREVを語るな!という方はブラウザバックして、どうぞ。
箇条書きでメジャーに至らなかった理由を書いていきます。
これがこのゲームのウリにして、一番の原因と思います。
2015年の稼動初日、実際にやってみたときの感想を思い出してみたのですが、
・物理ボタンではなくディスプレイ(私はグルコス勢です)に直接タッチはあまりやったことがなく、不慣れ
・ノーツが多くなると線が重なりすぎてこれもうわかんねぇな
みたいな感じ。
SUNRISEの今では線の重なりはだいぶ改善されてますが、初期は酷かったですね…
初期の方の動画があったのでお借りします。
見ての通り、頭では分かるんだけど手が追いつかない。
それが音ゲーだろ!ふざけるな!という意見はごもっとも。
しかしながら、cbREVほど線が重なって見難くなる音ゲー、ありましたっけ?まずこれがcbREVをやらない音ゲーマーが多かった理由だと思います。(自分もそう)
考えすぎかもしれませんが、ディスプレイのAC音ゲーというのに抵抗を持った人がいる、かもしれません。
「これスマホで出てた奴じゃん!やってみよ → タブレットで十分だわ」という流れになってしまった人もいるのでは。
ゲーム自体は決して悪くないし、今までになかった音ゲーだと思います。しかし、同時にあまりにも人を選びすぎる音ゲーになってしまったのも事実です。
どのゲームでもそうですが、初回プレイで「楽しい!」と思わせることが大切です。ところがcbREVは「これは向いてない」と感じてしまった人が多かったのではないでしょうか。
これも1と同様に大きな原因だと思います。稼動初期の宣伝を見つけたので見てみましょう。
カプコン、初の音ゲーなのに攻め込みすぎたんじゃないですかね…
確かにそうですね。コア層に重点を置きすぎたのも原因の一つです。
…誰?米津さんくらいしか知らない。
コア層ターゲットなのに曲のチョイスがおかしい。どっちかと言うと音ゲーは興味ない人向けの選曲。
【追記:2018/06/08】
コメントにて情報をいただきました。
cbREVの初期のアーティストさん達は、主にBEMANIシリーズに楽曲提供をされていた方々のようです。
なるほど、確かに「音ゲーマーファン待望」という宣伝にも納得です。
―追記ここまで―
今考えてみると、稼動初期からブレブレだったんですね… オリジナル及び有名なバンドとかで勝負するのは、あまりにも無謀でした。
さすがにカプコンも「これはまずい」ってなったんでしょう、稼動開始から約1年経った2016年。
まさかの東方がきた。
無論オリジナル出せや!と公式Twitterに批判が殺到。
そりゃグルコスのオリジナル楽曲何が来るかなと予想でワイワイしてた中でこれが来られたら、
は~(°~°)?????キレそーーwwwwwwwwwww
ってなりますよ。
初期の「俺たちは他の音ゲーとは違うぜ(キリッ」という雰囲気はもう跡形もなくなっています。古きに学べということですね。
そもそもこのコラボ自体、東方を入れるきっかけが欲しかったからやった、かもしれません。
が、予想以上の批判だったのか東方曲はその後あまり追加されていない模様。公式が雰囲気に負けた。
オリジナルが多い音ゲーは、メインにしてる人から見ればありがたいですが、新規には居心地が悪いものです。
これは正直どうしようもないんですが、ちょーーーど同時期にCHUNITHMが稼動開始しちゃったんですよねぇ…
チュウニは今でも不動の人気を誇り、ゲーセンで一番人気と言っても過言ではないです。とりあえず2つともプレイした人たちの多くがチュウニに流れて行ってしまったのかな…
これが出遅れた一番の原因と考えています。
同時期に稼動開始したはずなのに、3ヶ月もすれば人口の差は歴然。どんどん突き放されてしまった。
嘘か真かは知りませんが、「cbREVは新品では2台セットからしか売っておらず、1台しかない店舗は売ったか中古で買ったか」という話を聞いたことがあります。
皮肉なものです、「店内対戦で盛り上がってもらおう!」という戦略で2台セットで売ったのに、店が売って中古が出回ってしまったのです。
私も行けるゲーセンは結構行ってるのですが、残念ながら2017年以降、cbREVが2台セットで並んでいるところは見たことがありません…
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こんなところでしょうか。
一つ勘違いして欲しくないのは、決してcbREVを批判するためにこの記事を書いた訳ではないということ。
悪い所ばかりではないですし、改善の余地はまだあると思います。
しかし、いささか公式が気付くのが遅すぎました。
私も「オンライン」として稼動している間に何クレかやっておこうと思います。
BeatStreamと違い、コンバートするアテもないので、撤去するゲーセンが多発すると予測されます。ただでさえゲーセンはスペース不足ですからね。
余談ですが、グルコスに入ったTHIS IS HDMとかのcbREV曲はどうなるんでしょうか?特にHDMは好きなので残ってくれればいいのですが…